カウチソファとは

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今の若い方にはなかなか聞きなれない言葉だと思いますが、1970から80年代に「カウチポテト族」という言葉が流行ったことがありました。

カウチポテト族とは、

ソファー(カウチ)に座り込んだ(寝そべった)まま動かず、主にテレビを見てだらだらと長時間を過ごす人を、「ソファーの上に転がっているジャガイモ」にたとえて揶揄または自嘲した、アメリカの俗語的表現であるcouch potatoを日本語に訳した語、またはその日本における一つの解釈および、そこから発展した日本語の概念である。怠惰で運動不足の上にジャンクフードばかりを食べ、肥満など不健康な生活状態にある、という含意を持つ事が多い。

物質的に豊かではあるものの精神面で荒廃している状況や、現代における生活習慣病など不健康な状況を表す代表的・象徴的イメージであるとされる。現代文明の象徴であるテレビを、安価なジャンクフードを食べながら、贅沢の象徴であるソファーに寝転んで見るという、怠惰と贅沢の象徴が記号としてミックスされた造語である。

出典:ウィキペディア

出典にあるように、カウチポテト族というと、ある程度の年齢層には、「怠惰な人」「不健康」「無気力」というようなイメージが強いと思いますが、贅沢な象徴であるソファーにゆったり寝転んでひと時を過ごすというスタイルの一例だとポジティブに考えると、まんざら悪いことだけではないような気がします。

そもそもカウチとは、

長椅子の一種。一方の端に背と頭をもたせかける傾斜した背もたれがついている形式のもの。デイベッドと混同して呼ばれることもある。中世のベッドの呼称としても使われていた。一種の休息用ベッド。

出典 :コトバンク

カウチ自体は、一種の休息用ベッドで、中世のベッドの呼称とされるように、

優雅なインテリアで、1980年代の退廃的な風潮が蔓延したアメリカで、怠惰の代表的な表現として揶揄されたためにマイナスイメージが強いだけなんですよねえ。

カウチソファの説明はこれ位にして、さて最近このカウチソファが、リノベーションされる方に人気なのはなぜでしょうか。

まず難しい話ですが、長く日本人は、畳の上、床の上に直接座る生活習慣があり、くつろぐ時には、横になるか、壁にもたれかかるという生活が見に沁みていて、最近の椅子に腰掛ける生活習慣が主流になったために、冬だったら畳にコタツで寝ころがったり、暑い夏だったら涼しい風が入る縁側のある畳の間に寝転んで涼をとる(いったいいつの時代?)なんて光景も、いまでは空調も完璧な空間で、同じ様にくつろぐには、カウチソファが最低だったという裏づけがあったという自説と、どちらかというと自分一人か、夫婦や家族だけでくつろいでいたものが、おしゃれなカウチソファが続々と販売されるようになり、お客様をお迎えしてのホームパーティーにも十分対応できる存在になってきたという背景があると思います。

確かにカウチソファは、くつろぐのソファであるといっても過言ではないインテリアで、足を伸ばしてゆったりするため空間的にある程度のスペースが必要ですが、それも含めて生活空間と考えれば、カウチソファでくつろぐ充足感は他では変えがたいものだと思います。

ちなみに、よく考え違いされるコーナーソファはお部屋の角の部分に置けるようにデザインされたソファで、中心に向かうように座るのがコーナーソファで前面一方向に向かい座るのがカウチソファです。

カウチソファのラインナップはコチラからご覧ください。