黒とパステル

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リノベスタイル

最上階の角部屋で約90平米という広い間取り

今回の主人公ご夫妻は、公務員のご主人と薬剤師の奥様の二人暮らし。お二人は結婚を機に、家探しをスタートしました。

以前、リノベーション済みの賃貸アパートに住んでいた事もあり、家を買うなら、賃貸では実現出来なかった自分たちの思い描く空間がつくれるフルオーダー型リノベーションが良いと考えていたそうです。

物件探しの条件は、日当り・風通しが良いこと。そして住み慣れた中央線沿いのエリアに絞って探し始めました。条件に合う2件を内見で最初に見に行った物件が、最終的に決めた物件でした。

最上階の角部屋で日当・風通しも良好、そして何よりもバルコニー越しに見える美しいパステルブルーの空が広がる広大な景色に見とれ、更に、約90平米という間取りの広さにも魅了されたお二人。予算を少しオーバーしてしまいましたが、ご夫妻に負担が掛からないよう資金計画を立て直してくれたので、購入を決意することが出来たそうです。

物件も決まり、続いてはデザインの打ち合わせです。ご夫妻が物件探しの時から希望していたのは、どちらかが遅くに帰ってきても相手の寝ている姿を見れるようにと、ベッドルームは仕切らずにLDKと繋げた1ROOMにしたいということ。そして、淡い色とそれに対比する濃い色を空間に取り入れたいということでした。

デザイナーから提案されたコンセプトは「黒とパステル」。ベースはシンプルにつくりつつも、アクセントに色とりどりのパステルカラーを散りばめ、黒で空間を引き締めたイエというコンセプトです。

週に一度の打ち合わせ以外に、家でも毎日”間取り会議”を行うほどの熱の入れようだったそうで、出来上がった空間は、約22畳の開放的なLDKと、プライベート空間を壁で仕切った3LDK+WICプランです。

そのこだわりは、工事中の現場にも足を運び、デザイナーと何度も打ち合わせを重ねたというほど。出来上がりには、とても満足したようです。

初めて完成後の空間を見た時は、打ち合わせの時は、パーツでしか見ていなかったので、全体を見た時にどう見えるのか不安でした。それぞれ個別に選んだものが、ちゃんとまとまっていてよかったです。とご満足げな感想もでました。

周りに高い建物がなく、三鷹市を一望できる眺望の良さが決め手だったというお二人は、バルコニーにつながる窓にはあえてカーテンを付けていません。「せっかく、角部屋で日当り・眺望も良いので…それにスカイツリーや東京タワー、富士山を一望できるんですよ!」と嬉しそうに話すご主人。

昔は、休日には必ず二人で出掛けるほど外出するのが好きだったんですが、今は、家にいる方が楽しくて外出が減ったのだそう。

ご夫婦のための居心地のいいベースをリノベーションが実現したようです。