リノベーションの決め手はインテリアコーディネートです。

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リノベーションはインテリアコーディネートが決め手です。

リノベーションで2つの部屋を一つにして居住性と動線を改善したり、和室を洋室に変えたり、水回りを機能的に配置し替えたりしただけでは、単に生活する空間の箱を作っただけです。貴方が思い描いた生活スタイルを完成させるには、その空間にあったインテリアのコーディナートがもっとも重要なポイントです。

「思い描いていたリノベーションとはなんか違う?」と思ったら、インテリアコーディネートに問題があったケースが多いようです。ポイントは「リノベーションイメージとインテリア・家具のイメージを統一させること」だったんです。

リノベーションは最初にスタイルやコンセプトを決めて行うことが一般的なので、そのスタイルと家具がマッチしていないとイメージ通りに仕上がりません。

リノベーション会社に相談すると希望のリノベーションのイメージを聞かれると思いますが、そのイメージを決める重要なポイントの一つとして、どんな家具やインテリアを選ぶということだと思います。

どんな家具やインテリアを決めるかという方法は、大まかに言うと2通りがあります。

好みの部屋のスタイルから決める

リノベーションのスタイルを決めてから、そのスタイルに合ったインテリアを新たに選ぶ方法です。この方法だと真っ新な状態から決められますので、希望のスタイルにまとめやすくなりますが、当然費用もその分かかることになります。

どんなスタイルにしたいかのイメージをできるだけ明確にして、その上でそのスタイルに合ったデザインの家具を選ぶことが重要です。

使いたいインテリアから考える

先に使いたい家具やインテリアを決めてから、リノベーションのスタイルをどうするかを詰めていく方法です。例えばすでにお気に入りの家具や思い入れのあるインテリアをどうしても活かしたいというケースでは、リノベーション会社と相談し、使いたい家具に合うリノベーションスタイルを検討し、明確化していくという方法です。

実際、好きな家具や現在所有している家具に合った部屋を作りたいという動機でリノベーションを考える人は少なくありません。
この場合多少の妥協を覚悟する可能性がありますので、十分相談や検討を重ね納得した形をリノベーション会社ともども作り上げていくというのがベストです。

いづれにしても家具・インテリアでおしゃれな部屋をつくるコツというものがありますのでご紹介させていただきます。

①カラーコーディネート

「お気に入りのデザイン家具だったのに、なんかすっきりしない」「おしゃれじゃない」「圧迫感がある」「なんかストレスが溜まっているような気がする」なんて感じることが多くありませんか。
その原因に一つは、家具のカラーコーディネートのせいかもしれません。

カラーとトーン

カラー、つまり色は不思議なもので、人間の視覚効果のほかに心理的に深く影響する存在なんです。
例えば、赤色は情熱的でエネルギッシュなイメージがあり、転じてリーダーの代表色として使われることも多いようです。そういえばTVの戦隊ものでも、リーダーのカラーはレッドが多い傾向がありますよねえ。

黄色は、愉快、元気、軽快、希望、無邪気などをイメージを喚起させます。また、注意を喚起する、注目させるという効果もあり、道路標識など目立たせたいところに使われることが多いですね。

青色は、知的、落ち着き、信頼感、誠実などをイメージさせる特性があり、冷静になると言う効果を利用して、街路灯に青みがかったランプを使用したら犯罪変数が減ったという効果があったようです。

カラーの効果とは絶大で、人類の永い歴史の中で培ったDNAに埋め込まれた条件反射的な効果なんでしょうね。

色の種類は大きく分類すると4つに分かれるようです。

①寒色:ブルーや青緑などで、冷たさや涼しさを感じやすく、落ち着いた印象を与える色
②暖色:オレンジやレッドなどの色味で、暖かさや熱さを感じさせ、エネルギッシュな印象を与える
③中間色:パープルやグリーンなど、寒色と暖色に挟まれた色で、寒色や暖色のように温度を感じさせない色
④無彩色:ホワイトやブラックといった、色味のない色
の4種類です。

・色が持つ心理的イメージ

赤:活動的・情熱的=気分を高揚させ、活発にする。やる気が出て時間経過が早く感じる。リビング・子供部屋におすすめ
橙:暖かい・元気=気持ちを明るくする。食欲を増進する。ダイニング・キッチンにおすすめ
黄:幸福・軽快=明るく元気な印象。食欲増進、知性を刺激する作用。ダイニング、勉強部屋、水周りにおすすめ
緑:自然・新鮮=リラックス効果、緊張緩和。浴室・寝室などにおすすめ 観葉植物などのワンポイント
青:冷静・平和=鎮静作用・集中力を高める。寝室・書斎・勉強部屋におすすめ
紫:優雅・神秘的=高貴な印象、集中力を高める。心を落ち着かせたい場所・寝室などにおすすめ
黒:高級感・男性的=どんな色とも合わせやすい、重厚、クールな印象。AVルーム・バーコーナー
白:清潔・純粋=どんな色とも合わせやすい、清潔感、優雅さ。広く見せたい場所・浴室・トイレなど

それぞれのカラーから受ける影響に合わせて各空間の色を考えるのが一番ストレスがないですね。

②トーンって何?

色の調子のことで、「明度」と「彩度」の2要素で色をグループ分けしたもので、「明度」とは色の明るさを表し、最も明るいものはホワイト、暗いものはブラックとなります。

「彩度」とは色の鮮やかさを表し、彩度が最も高いものが純色(レッドやブルー、イエローなど、色の中で最も突出したもの)で、最も低いものはホワイト・グレー・ブラックとなり、全ての有彩色は純色と無彩色の間に存在しています。

いままでの「色」=「色相」と、「明度」「彩度」の3種が相まってインテリアのカラーコーディネートを決めていくのですが、専門的にはなかなか奥が深く、かなりやっかいなので、最終的には専門家に相談するのが一番という落ちになってしまいますが、知っておくだけでもいろいろ活用できると思いますので参考にしていただければ嬉しいです。

③「色相」「トーン」の組み合わせのコツを掴むことが近道らしいです。

まず、判りやすくまとめたいのなら、同系色でまとめることです。

例えば、ブラウンのソファにベージュのクッションをあわせると、色味が同系なので、落ち着くし安心感があってまとまります。正直言ってあまり面白みはありませんが、初対面の相手を迎えるときなどは無難な取り合わせだと思います。

次に、統一感を重視するなら「類似色」でまとめることです。これは「まとめやすさ」から比べるとやや立体的にコーディネートすることになりますが、色の性格がわかっていれば比較的簡単で、お洒落な感じを演出できます。

注意したいのは、2種類の類似色のかたまりがあった場合、どちらかに優越をつけて同じ面積にしないと言うことです。なんかいかにもいかにも類似色を対峙させてメリハリをつけました感が出てきてしまって、かえって全体的にのっぺりした残念な結果になってしまうからです。

個性を重視したいと言う方には、上級テクニックですが反対色を使ってみることです。これはかなり扱うのが危険なこともあるので、大胆に反対色を対峙させるのではなく、料理の味付けと同じで、最初は薄く作って徐々に味を調整するような配慮が必要なようです。

明度や彩度が高いトーン同士(ブラック×ホワイト、レッド×ブルーなど)だと刺激が強すぎるため、ブラック×ホワイトはブラック×グレーにするなど、色の分量をどちらか少なくしたり、レッド×ブルーは、ダークレッド×ネイビーのようにトーンを統一するなど、少し工夫すると個性的ながら目にも優しい空間が実現しますよ。

④色数を増やしてもうるさくならない「同一トーン」というのもあります。

例えば
❶ パステルグリーン×パステルピンクなど淡いトーン同士
❷ ブラック×ブラウンなど暗いトーン同士
など、暖色や寒色といったグループを超えてもトーンが同じもの同士ならイメージも統一しやすく、まとめやすくなります。色数を増やしてもトーンが同一のものであれば、色同士のけんかも防げます。
ところで実際の家具選びで、このカラーとトーンの組み合わせを、どう活かせばいいのかと言うと、テーマによって色の面積比を替えるという法則です。

まずは「ベースカラー」。「インテリアの基調色」といわれ一番面積が広いカラーです。
具体的には天井、壁、床の色のことです。当然のことですが、このカラーが明るければ明るいほどお部屋が広く見え、暗めのカラーになるほど狭く見える視覚効果があります。

このベースカラーのお部屋に対する面積比は約70%ほどですから、あとから色替えをするのは大変なので、ぜひ最初の段階で慎重に決めておく必要がありますね。

次は「メインカラー」で、インテリアの主役になるカラーです。

キャビネット類、カーテン、ソファなど、およそ全体の25%を占める割合ですが、インテリアの雰囲気を決める重要な役割をしています。

最後は、アクセントカラーです。全体の5%ほどと割合は小さいのですが、その空間のアクセントとなるべく大事なポジションですね。

例えば、クッションや照明器具など、ほんとにワンポイントに配置されるものが一般的です。

⑤それぞれのカラーの決め方のポイントは

・ベースカラー:後から替えることは大変なので、最初に決めるときが重要です。かといって主に天井と壁の色が基準となるので、だいたい色の種類が決められていますから、よっぽど奇抜な空間を演出したいという考えでなければ、基準のプランは決めやすいといえます。

天井・壁の色によって、床の色を決めることが多いのですが、明るい色で統一すれば明るく広い空間となり、暗めの床を選べば落ち着いた空間になります。
・メインカラー:色数を増やすと落ち着きがなくなるので、最大でも3色で収めること。もし色を増やすのなら、トーンや色調を統一することがポイントです。
・アクセントカラー:メインカラーとのバランスが重要です。

空間のアクセントとなるような小物を取り入れると空間がぐっと引き締まります。

まとめ
カラーやトーンの関わり合いは難しいことですがちゃんとした決まりがあり裏付けがあります。生活する立場にとっても心理的影響が大きい重要なものでもあります。
こんなことを雑学としてでも頭の片隅に覚えておいていただくと、役立つときがくるかもしれません。インテリアコーディネーターと相談するときも、相談内容がより濃く明確になりやすいと思います。

 

この際だからコーディネートについて本格的に勉強したい方は→インテリアコーディネーター通信講座をおススメします。
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