そろそろ落ち着いて暮らすためのリノベーション

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リノベスタイル

やすらぎの街で見た眺望

以前はオーストラリアに住んでいたオーナーは2年前に帰国後、1年程賃貸に住んでいました。

しかし、このまま賃貸にお金を払い続けるのはもったいないし、なにより年齢のことも考え、そろそろ落ち着いて暮らしたいと感じるようになり中古物件を買ってリノベーションすることを決めたそうでう。

手始めにネットで「リノベーション」と検索し、すぐに「個別無料相談会」に参加。相談会の話の中で依頼する会社が決まり、物件探しを始めたそうです。

物件探しにおいて譲れなかった条件は3つ。1つ目に日当りが良く、お部屋からの見晴らしが良いということ。2つ目にゆったりとした雰囲気が漂う清澄白河にあるということ。そして3つ目に間取りは1ROOMにしたいということから、壁を壊せるようラーメン構造の物件が良いということでした。

そしてようやく出会ったのは築32年、71.28㎡のスッキリとした白い外観が印象的な物件。場所は希望していた清澄白河で、マンションの前には川が流れていて視界を遮る物がなかったため眺めも抜群。20件近く物件を見学して「こんなに迷うのはこの家に惹かれているという証拠!ここ以上に良い家はきっと見つからない!」そう決心し購入を決めました。

「できるだけシンプルに」それがオーナーの考え方。極力無駄なものは省き、部屋に置くのは選び抜かれた必要なものだけ。その考え方をお部屋づくりにも活かしたいと思っていました。

お部屋の凹凸や間仕切る壁は極力なくし、オープンな空間に。また床には質感が好みのモルタルを敷き、そこにグリーンをたっぷり置きたいと考えていました。そんなKさんにデザイナーが提案したのは「MORTAR POT(モルタルポット)」というコンセプト。モルタルで囲った空間にインテリアやグリーンがより一層映える、ギャラリーのようなお部屋をイメージしたそうです。

そのデザインをもとに完成したのは約70㎡の床全面にモルタルを敷いた1ROOM。男性らしい無機質な雰囲気が漂う中にも、グリーンやお花、そして明るい色使いが女性らしさをプラスしています。

床全面にモルタルを敷いた開放的な1ROOM。シンプルにまとめた空間からは、至る所にディテールに対する強いこだわりが感じられました。

リノベーション後は家にいる時間が格段に増えたオーナー「家にいる時間が本当に自分にとって心地良いから、自然とお部屋で過ごす時間が増えるんだと思います。」と語っています。

自分で選び作りあげた空間を大切に使おうという気持ちが1つ1つの動作を丁寧にさせ、ライフスタイルまで変えていきます。インテリア、食器、グリーン…ひとつひとつをじっくり手に取って見たくなるような丁寧な暮らしのキホンが散りばめられていました。