6ヶ月のお子様がいる若いご夫婦のリノベーションですが、奥様が大のDIY好きで、自分の好きなように家をカスタマイズして手作り感がそこかしこに感じられる、暮らしとともに成長するケースのご紹介です。
結婚を機に賃貸マンションで一緒に暮らし始めたというお2人。自分の好きなように自由にカスタマイズ出来るマンションはないのかと色々調べた結果、リノベーションという方法に辿り着いたそうです。
当初は、ご主人が出勤しやすい田園都市線~井の頭線で探していましたが、二子玉川や自由が丘といった街が近くにあり利便性と眺望が良く夜景がキレイで、東京駅へ行きやすい大井町まで一本で行けることや、子供連れでも安心して出かけられる立地も魅力的な大井町線で最初に出会った築41年、55平米の眺望の良いマンションに決定しました。
立地は満足していたようですが、間取りが当初計画していたよりも狭かったので、なるべく家の中の仕切りをなくして、1ROOMのように広く使い、あまりつくり込まずに、後から自分たちでDIYが出来る様な家にしたいという希望が強かったそうです。
最終的に一番お気に入りのプランは、廊下を端に寄せ、家の中をコの字型にアクセスする仕様だそうです。
洋服を収納する場所は、洋服ダンスでもウォークインクローゼットでもなく、通路となってしまうスペースを有効に使った、専用のラック。まるでアパレルショップのように規則正しくディ スプレイされて雑多さを感じさせません。
内装の仕上げは、全体的にラフ。天井はコンクリート現しに白く塗装を施し、配管も露出させています。廊下からキッチンまでの床も黒く塗装したラーチ合板。LDKの床はラフ加 工を施したオーク材です。
仕上げにはこだわりつつも、全体の仕上がりをシンプルにしたことで、 落ち着いたバランスの良い空間が生み出されています。
全体的に広く使い、仕上げもラフ。いわゆる「アラゴシ」の住まいで、暮らしの年月を重ねるごとに、DIY好きの奥様と旦那様が、移り変わる生活スタイルに合わせた手作りを楽しめる、というスタンスは、これからのリノベーションの一つの方向性であると思います。
コメント
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