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初心者に多いリフォームトラブル・クレームの実例

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気になる情報

リフォームトラブル・クレームを紹介します。

初めてのリノベーションやリフォームは、それこそ分からないことばかり。当然と言えば当然ですが、「転ばぬ先の杖」として、実際にあったトラブルやクレームを何件かご紹介させていただきますので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。

その1.打ち合わせ時の出来上がりイメージと、実際に完成したイメージが違う。

例えば木目が綺麗に出ている無垢のフローリングをリビングに取り入れようとして、実物を見ずにカタログで発注してたのですが、実際に職人が工事している現場を見に行くと、安っぽい合板フローリングのような見た目で、色も思っていたよりも薄かった、というようなことが起こることがあります。

このように極端な事例も実際ありえないようなことですが、こういう場合、一概に業者が悪いのとはいえない場合が多いんです。事前に実物を見ずに契約してしまったことがそもそものミスとされることがあるからです。リフォームで使う材料(例えばキッチン、トイレ、バス、フローリング、壁紙のクロスなど)は実際に実物を見て決めたほうが懸命です。

「思っていたのとイメージが違うのでやり直して下さい」は基本的に工事契約が済んだ後は追加料金になることがほとんどです。


納品したものを返品できるかについては、クーリングオフの条件に当てはまるかどうかによります。業者か開封してしまったらダメの可能性もあります。注文する場合には、相手方に確実に伝わるよう個々の商品を確認して行うようにするのが、間違いありません。

プランニングやレイアウトなどいろいろと煩雑なことが重なって、ついおざなりになりがちですが先のことを考えるなら、そのつどご自分の目で確認しておくことが肝要ですね。

もちろんですが、ちゃんと業者にも確認してお願いしていたにもかかわらず、希望の商品と違う場合は、契約違反になりますので、やり直してもらうことが可能です。明らかに業者のミスですからね。業者選定のひとつの例として、パースやCGを出してもらえるかを確認してみるのもいいですね。

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その2.契約書がないためトラブル時に業者の非を立証できない

高額なリフォーム工事にもかかわらず、契約書なしで工事を進めようとする業者も存在します。

本当に信じられないことのようですが、実際、リフォーム会社には家族経営の工務店のような小さな会社もたくさんあります。そういう会社は何十年も前から昔ながらの商売をしているケースもままあるので、曖昧な見積もりを出しただけで、きちんとどんなリフォーム工事をするのかを定めた契約書を作らないままに工事を進めてしまうことがあるんです。

リフォームが初めての初心者の方の中には、知り合いだからとか、知人の紹介だからとか、こちらの相談事に親切に答えてくれて信用できそうだからという先入観で工事を進めてしまったりするケースもありますが、これは絶対にやめましょう。

というのも、約束と違う、思っていたリフォームと違うというトラブルが発生した時に、工事契約書がないと、言った言わないの水掛け論になります。

ケースによってはリフォームトラブルで消費者が業者を訴える訴訟になることもあります。そういう際は契約の内容がどうだったか、それに対してどんな工事が行われたかということがわからなければ、業者の非をまず立証することができません。

いくら親しくても、人当たりがよくても工事請負契約書というのをきちんと確認し、受領してください。もしなんらか大きなトラブルになって弁護士さんに相談しなければならない時に工事請負契約書は役立ちます。

そもそも工事請負契約を交わさない会社自体、怪しいと思ってもいいくらいです・

念のため、工事前・工事中・工事後などの写真撮影もお施主さん(お客さん)自身で行っておけばより完璧ですね。なんと気まずくて撮影なんか出来ない、なんて思わずに、記念のために撮影しておくんだ。くらいの感覚でぜひ記録を残して置いてください。もし何かあった時の証拠になりますので、お勧めします。

その3.有名な大手企業だから安心してしまうのは注意です

初めてリフォームを検討されている方のなかには、大手のハウスメーカーを選ぼうかなという人も多いと思います。社会的な信用だったり、もしなにかあったらちゃんと対応してくれるんだろうと思って選ばれるのはもっともなことですが、ただ、注意して欲しいのは実際の工事は、窓口の大手企業ではなく、彼らの下請けの工事店が行うのが多いそうです。

実際あった事例ですが、有名なハウスメーカーにリフォームを頼んだら、その企業の下請けらしき工務店が工事にやってきて、施工を始めましたが、担当したのは新人の大工だったようです。

そのときは壁紙のクロス工事だったのですが、シワができたり、不注意で汚してしまったりして、お客さんは激怒。「ハウスメーカーに頼んだのに!」といって職人を変えてもらい、綺麗に貼ってもらったのですが、高いお金を払って損した気分と言っていました。

ケースとしては稀なケースだと思いますが、実例がある以上可能性はゼロではありません。窓口の企業の営業担当者やデザイナー、設計者となるべく懇意に打ち合わせを重ね、連帯感を構築するようにするのも必要だと思います。

その4.引き渡し時は「くまなくチェック」を忘れずに

リフォームが完成後にお施主さん立ち会いのもと引き渡しが行われます。そこで住宅を見回って、OKとなると工事完了です。しかし、住んでみた後に気になる箇所が見つかることがあります。

例えば、あるお客さんは引き渡し後に壁紙のある一部が黒ずんでいる部分があり、その不具合をリフォーム業者にクレームを入れました。チェックしたものの、何が原因で黒くなったのか、引き渡し前にもともと黒かったのかがわからずに、施工した業者にも入ってもらってチェックしました。しかし、その職人も心当たりがないといい、誰も責任を取らないムードに。汚れを取るなら全面的に張り替えなければならず、費用がかかります。

でも、お客さんも引き渡しの際に見回ってOKを出してしまった以上、住み始めてから汚れたということも考えられ、業者に責任を追及しにくい状況になりました。結果、誰も責任を取らずにうやむやになり、我慢したそうです。おそらく下請けの職人がミスをして、管理する立場の元請けが見落としていたのでしょう。引き渡し前に必ず、リフォーム箇所をくまなくチェックすることが大切です。

その5.優秀な営業マンと付き合うようにしましょう。

伸び盛りのリフォーム会社などに多いのですが、一般的にそのような会社は若い社員をたくさん雇って経営しているケースも少なくありません。若くて元気があるのは接客業として大事だと思いますが、リフォームというのは新築よりも建築の難易度が高い職業です。つまりある程度の実績と経験が必要な職業なんです。

リノベーション会社の営業を見極める方法
リノベーション会社の良し悪しを見極める一つの目安として、その会社の営業を見分けるという方法があります。打ち合わせの時に見せる営業の心理的動作や、営業の立場に立った考え方からその心理を読み取ることを検証します。

例えば、お風呂のリフォームの際に、新しいユニットバスを入れようとプランしたとします。ただ、ユニットバスが大きいので、ユニットバスが通る洗面所も一緒にリフォームしないとダメです、といったような話になることがあります。でも実際ユニットバスを搬入してみると、洗面所を壊さなくても入っちゃったということがあるんですね。こういう細かな寸法や工事の手配はある程度経験を積めばできるのですが、若手で新人だと採寸ミスというものが結構あります。

もちろん新人だからだめと言うことだけではありませんが、いずれにせよリフォームというものはとても難しい仕事。ベテランの営業マンがいて、そして親身にコチラの話を聞いてくれる姿勢のある営業マンが居る会社に頼むというのは、業者選びにおいてのまず第一歩ですね。

いろいろな会社を訪ねて話を聞いてみるということに労を惜しまないことも必要なことですね。

その6.騒音のために近隣挨拶してくれない。

リフォームは当然騒音が発生します。朝早くから職人が来ますので、休みの日もうかうか寝てられないほどの音が聞こえてくることもあります。大きなリフォームになれば1ヶ月くらいかかる工事もありますので、お隣さんに迷惑がかかることはよくある話です。

ほとんどのケースは、まったく周辺に面識のないお隣さんや近所の家を回って、リフォームを始める前に挨拶をするのは当然なのですが、中にはいろいろな都合でやらない人がいます。しないまま工事を始めると当然周りは非常にストレスを感じますし、どんな人が施主なのかも分からないのでリフォーム後にイヤ〜な感じはどうしても残るものです。嫌がらせを受けたという人もいました。

前の項の話にも関連しますが、本当に誠意のある業者なら、近隣挨拶を積極的に行ってくれます。両隣はもちろん、お隣10件まで挨拶をしてくれる親切な業者もいれば、最初だけでなく毎日挨拶してくれる業者もいます。

問題外は一度も挨拶をしてくれない業者。こういう業者は誠意がないので、いい工事に仕上がるか疑問ですね。契約の際に近隣挨拶はいつもどんな感じでやっていますかと聞いてください。その答えによって会社の姿勢がわかりますので、必ず契約の前に聞いて判断することが大事ですね。

会社によっては、実際リフォーム(リノベーション)を施工されたお住まいを見学する内見会を実施しているところがありますので、そのような内見会に積極的に参加して、いろいろ見聞きするということも大切ですね。

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その7.業者との最初の接点である見積もりは慎重に。

リフォーム業者を選ぶ際に注意して欲しいのは、価格だけで決めないで欲しいということです。安いというのはそれなりに理由があるのです。一般的に一番コストにかかるウェイトが高いには人件費です。つまり分かりやすく言うと一番リフォームのコストを下げるのは職人が工事日をする量を減らすことです。ですので安い業者は工事が手抜きになる可能性が高いです。

[siteorigin_widget class=”WP_Widget_Media_Image”]","after_title":"","widget_id":"widget-11-1-0"}}”>[/siteorigin_widget] だからなぜ安いのかをきちんと業者に聞いて、その内容で納得できるなら契約しましょう。逆に3日かかる工事を4日かけてじっくり丁寧にやる会社だってあります。そういうところは高いけれども、満足いく工事になる可能性も高い。ですから、価格だけで全てを決めないようにご注意ください。後々やすいところにしなければよかったというのはよく聞く話です。 その8.不動産屋の紹介するリフォーム会社は要注意!

中古マンションや戸建てを不動仲介会社で購入するときに、合せてリフォームも相談する人は多いです。

一概には言えませんが、一般的に不動産会社の営業マンはリフォームの分野は知らないことが多いです。これも一般論ですが、リフォームの相談に乗っても、評価されるようになっている会社はあまりありません。つまり不動産会社にとってあまりメリットがないと判断されがちです。

でも、正直にリフォームは分かりませんとは言わず、「お薦め業者を紹介します」、というふうに対応をしてくれるのが大半だと思います。当然知り合いのリフォーム会社を紹介して、そこがあなたの会社の見積もりやプラン、工事をしてくれます。

ここで注意して欲しいのは、不動産仲介会社が紹介したリフォーム会社から手数料をもらっているケースが意外とあって、その手数料はあなたのリフォームの見積もりに乗っかっていることが多いようです。

また、紹介されるリフォーム店は、決してあなたにとって最適なリフォーム会社とは限りません。おすすめ、というのは手数料がもらえるからおすすめといっているのかもしれませんし、本当に満足いくリフォームをしたいなら、不動産会社に任せず自分で探すのが賢い選択だと思います。物件探しからプランニング、設計施工までワンパックで行ってくれる会社も最近増えてきました。マスコミに取り上げられる会社もありますので、ぜひ一度訪問されてはいかがでしょうか。

その9.見積もりは確認しすぎるほどがちょうどいい。

表現がちょっと極端ですが、それくらい見積もりは大切だっていうことです。よくある話ですが工事が始まると、追加の費用を追加請求されることがあります。

例えば、家全体をリフォームする際に、当然これも最初の見積もりに含まれているだろうと思っていたものが、いざ工事が始まると前の部材をそのまま流用されていて「変えてくださいと」いうと、「見積もりに入ってません」といわれて追加請求されてしまったケースもあります。

ここは遠慮せずに、わからないこと、ハッキリしないことはしつこいと思われてもスッキリしておきましょう。後悔するのはあなた自身ですから。

実際見積もりに入っておらず、見積もを十分に確認しないまま、契約してしまったために起きたトラブルです。依頼するほうはほとんどが素人なので、事前に分かりようもないこともままあります。

優良な会社はプランの打ち合わせの段階で、このようなケースを想定して説明してくれることがほとんどですので、十分に納得するまで質問するのも、このようなトラブルを防ぐために必要なことですね。

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