あなたがリノベーションを考えるとき、一番最初に考えることはなんですか。
間取り?広さ?・・・どれも気になるところですが、例えばどんな住まいがいいかなあ。といろいろなリノベーション関連会社の施工事例をみたり、専門誌やカタログ、ネットなどの画像を参考にしたとき「ああ、この雰囲気いいなあ」と感じたのは、インテリアやそのコーディネートを見て感じたのではないでしょうか。
「リノベーションの最初はイメージを掴むこと」と思っていますが、イメージ=インテリアを中心とした暮らしのスタイルという考え方もあると思います。
日常、生活する空間で、目にするもの、手に触れるもの、利用するもののほとんどはインテリアなのですから。
リノベーションをするという目的は、つまりリノベーションをしたことによる満足感や将来、希望のある変化への期待・・・つまり今はやりの「ベネフィット」だと思います。
間取りや広さは、物理的な制限があるしそれほどの変化は期待できません。その点インテリアコーディネートには無限の変化を期待できるのです。
インテリア会社さんのコマーシャルみたいになっちゃいましたが、「まずどんな家具をいれて空間をイメージするか」ということからリノベーションを考える糸口にするという手もありますよね。
新築マンションは基本的に万人に合う「間取り」と「収まり」を優先している場合も多く、購入し入居する人が多少の妥協をしながら家具のレイアウトに困るという事態が往々にして起こりがちです。
絶対その物件に住まなければならない、新築じゃなきゃいや、ということでない限りこれから永く居住する間取りのせいで必要な家具をあきらめること。それはつまり、その先のライフスタイルの一部を妥協して暮らしていくということにもなりませんか。
その点、中古マンションを購入し、フルリノベーションをするということは、貴方の思い通りの住まいが実現する可能性をぐ~んと高め、絶対に譲れないものは何か、今と将来を見据えたライフスタイルへの想像し、そのための家具を決め、それに合わせて壁を立ち上げ、レイアウトを決める。このプロセスが「理想の住まい」を引き寄せるコツであり、それを実現させる手段だとも言えますよね。