実際にあった事例で分かる「物件が決められないワケ」

気になる情報

いざリノベーションをしようと決心したのに「なかなか物件が決められない」という人は意外と多いようです。

確かに「住宅を購入してリノベーションをする」なんてことは、人生でそう何回もあることじゃないし、高額な買い物であることは分かりますが、そもそも物件が決められないんじゃ話がぜんぜん進みませんよね。

「物件が決まらず、ずっと困っている人」の原因はなんでしょうか。

実際にあった話からタイプを分類しました。

  • 「過ぎたるは及ばざるがごとし」タイプ
    とにかくいろいろな物件を見て比較したいと意気込んで、物件を見まくった結果、どれが一番いいのかわからなくなってしまうタイプ
  • 「船頭多くして船山に登る!」タイプ
    とりあえず夫婦で新居を探している場合は、事前に2人の希望をすり合わせておかないと、物件探しをするたびに意見がぶつかり合ってしまい、話がまとまらない。そしてそんなところに同居予定の家族がいろいろ口を出して結局まとまらず購入が遠のいてしまうタイプ。
  • 「及ばぬ鯉の滝登り」タイプ
    希望通りの物件を完璧に求めたら予算がいくらあっても足りません。希望に優先順位がつけられずあきらめきれないタイプ
  • 「虻蜂取らず」タイプ
    「虻蜂取らず」とは、あれもこれもとねらって、結局どれも得られないこと。欲張りすぎて失敗するタイプ。物件探しの原則は「希望する条件に優先順位をつけて、” ゆずれないもの”を絞り込む」ことが重要です。

決められる人と決められない人の差は?

「物件が見つけられる人と見つけられない人」言い換えれば「決められる人と決められない人」の違いは何でしょうか。

家探しの初めでこだわったベストファイブは「価格、エリア、間取り、広さ、日当たり」ですが、見つかった(決められた)人が最終的にこだわったのは3つで、見つからなかった(決められなかった)人は5つすべてにこだわったそうです。

見つからなかった(決められなかった)人の中には、条件がすべて叶う理想の家を求めて、納得がいくまで自分で調べようとする、慎重で粘り強い、俗にいう慎重派が多いようです。

もう一つ興味深いのが「夫婦それぞれが自分の希望を整理して、お互いの接点を見つけている」という点です。欲しい家を見つけるためには、相手のこだわりにも耳を傾けて、夫婦の接点を見つけることが大切だといえそうですね。

どうしたらいいんだ?にお答えします。

それじゃ一体どうしたら決められるんだ!という疑問の答えに近い事例を紹介します。

貴方の参考になればいいのですが・・・

その方は「優柔不断でどうしても自分ではマンションを決められない!いったいどこで区切りをつけて決めたらいいでしょうか。」という人でした。

この人の場合、バツイチで高校生の娘さんがいて、近所にご両親が住んでいて、そのご両親が最近足元がおぼつかなく心配なので、4人で住めるマンションを探しているという方です。

何件か下見をして、気に入った物件はあったのですが、いまいち踏ん切りがつかないという悩みを持っている方です。

まず、いろいろ物件を見ているうちに気に入った物件はあったのですが、「もっと別にいい条件の物件があるんじゃないか」と思い悩んでしまったようですが、いままで気になって思い悩んでいる物件なら、この人にとってはいい条件だということを知るべきです。

いいと思っているその物件を、例えば別の人が現れて、「こんな物件が残っていた、ラッキー!」と喜んで契約してしまうかもしれません。

いい物件と思ったなら、他の人が目をつけるのは時間の問題でしょうし、後から来た人に買われたら、悔しいに決まっています。

中古にしても新築にしても、すべての人が満足する物件なんてありません。それこそ気に入らない場所は、リノベーションで改善するということは十分できるのですから。

足腰が弱ってきているご両親と同居することを前提に考えているなら、そもそも物件探しの時から駅から歩ける範囲で買い物に便利なマンションを選ぶでしょうし、「駅に近く、買い物に便利なマンション」はほとんど値下がりしないと思っていいでしょう。

10年、20年経っても、買ったときと同じ値段か、もしかしたら買ったときよりも高い値段で売れる可能性が高いといえます。

一体なにが心配なのでしょうか?「損するんじゃないか」ですか?「壊れたらどうしよう」ですか?「転売できるか」ですか?

「駅に近く住環境もいい物件」はなかなか値崩れもしにくいし、需要も高いです。壊れたら(故意でなければ)管理組合で修繕してくれますし、値崩れもしにくく需要も多いので転売の心配も少ないです。

10年20年の中古マンションでも、立地条件、管理体制がしっかりしていて、なにより住みたいと思っているなら、心のブレーキを緩めて決断してもいいと思いますよ。

「物件が決められない」とお悩みの方の少しは参考になったでしょうか。

「人生の大きな買い物」なので皆さんそれぞれに事情があって、それぞれに悩まれていると思いますが、といっても一歩踏み出さなければ一生決めることはできません。

何度も言いましたが、世にあるすべての物件で、完璧に満足する物件というものはほとんどないと思っても過言ではありません。

例えば大富豪の豪邸でも、必要のない人にとっては何の価値もないからです。

要は、その物件に求めることに優先順位をつけて(住まいに対するイメージを明確にすること)、これだけは譲れないけど後はまあいいや。という踏ん切りをつけることではないでしょうか。(すごく乱暴な言い方で申し訳ありません)

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