単身女性のリノベーションが増加する背景を考える
これまで、「リノベーション」を希望するのはファミリーまたは単身男性というイメージがありましが、今は単身女性のリノベ希望者が急増しています。
晩婚化・働く女性や自立した女性が増えた今、賢い住み方を実践する環境と時代背景が大きな要因になっていると思われます。
この先、ステージが変わるまでずっと家賃を払い続けるという方もいらっしゃいますが、思い切って将来への投資として生活にゆとりがあるうちに不動産を購入して資産を形成するというキャリア女性が多いようです。
では、なぜリノベーションなのでしょうか。理由は3つ考えられます。
①物件の立地を選ぶか、居住性を選ぶかという2者択一から、好立地で自分だけのわがまま快適居住性を同時に手に入れられる環境が整ったからです。
駅近・アクセスのよさ・日常の買い物などの利便性のいい好立地と自分が理想とする間取りなどを叶えるためには、中古物件は新築物件より安価で購入でき、リノベーション費用を含めたとしても、新築購入より安く済む物件も見つけやすいです。
②「結婚したら新築マンションを買おうと思ってそれまでひたすら賃貸で我慢」から、その時が来るまで「住まいのオリジナリティ」を重視して買い替えるという意識に方向転換した。
仕事を持つ自立女性が増えた今、結婚にこだわらず経済的負担の少ない中古物件を選び、自分らしいリノベーションを楽しみたいという傾向が高まっています。
③なにより大きな要因は、建築業界も女性の進出が著しく、女性建築士が増えているということです。
同性の目線で考えられた間取りやおしゃれなインテリアを見ると、女性からではの気遣いにホッとさせられます。女性しか分かりにくいってことありますよねえ。 男性建築士よりも希望や意見が気軽に伝えられる、というのも大きな魅力ではないでしょうか。
実際リノベーションする場合、注意するポイントを3つご紹介します。
①内装・インテリアには妥協しない。
色のコーディネートや床の素材やクロスの種類など決めごとが多いので、ついつい忙しさと面倒くささにかまけて担当者に丸投げしてしまうなんてことは一番の後悔のもとです。人それぞれセンスや好みは違います。実際毎日そこで暮らすのは貴女ですし、些細な部分だからと人任せにして、入居後違和感を感じてもやもやした気持ちで何となく過ごす。それも毎日です。専門的なことはアドバイスしてくれるけど、希望はできる限り聞いてくれるという会社を選ぶことから始めましょう。
②間取りは長期的かつ実用的に計画する
将来結婚して子育てもすることを踏まえたリノベーションなら、例えば将来間仕切りを増やせるようにしておいたり、スケルトン・インフィル構造にするのもひとつの手です。ライフスタイルに合わせて間取りを自在に変えられれば、長期的に住み続けることが可能になります。
また、将来、賃貸にしたり、売却をすることを考えてる場合では、資産価値を下げないようなレイアウトや間取りを計画段階から織り込んでいることもポイントです。
③水回りは特に手を抜かない
予算の関係で「現状の水回りの器具をそのまま使う」というケースはままあります。ここで一番悲惨なのが、住み始めてすぐTVCMなどでよく見る「水のトラブル」というあの場面です。施工中に一度きれいにクリーニングするかしっかり細部までメンテナンスしないと、パーツの緩みや劣化によって水漏れしたり、最悪噴水状態になったら、新居に住むアゲアゲ気分がいっぺんで台無しです。また修理費がかさんだりさまざま面倒なことが起こるケースもあります。
なにはともあれ、水回りにはご注意を。
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