「カウカモ」、いいかも。

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気になる情報

情報に敏感な人は知っている人が多いと思いますが、今回はあえて「一点物の住まいに出会おう」というキャッチフレーズで今巷間で人気を集めている「cowcamoカウカモ」にスポットを当てました。

cowcamo(カウカモ)って

その始まりは大手不動産デベロッパーから独立した二人が2011年に東京・渋谷で共同創業したインターネットサービス及びシェアリングサービスを提供する会社「株式会社ツクルバ」が打ち出した事業で、2015年 ITを活用したリノベーション・中古住宅の流通プラットフォーム「cowcamo」を公開し、オンラインメディア「cowcamo magazine」の提供を開始。2017年 「cowcamo」のiOSアプリを公開。2018年  「cowcamo」のAndroidアプリを公開と中古リノベーション住宅特化のオンラインマーケットとしてその実績を着実に積み上げています。

住む物件を単なるハコというか、住む人の生活を営む空間ということだけではなく、日常の生活にどうしてもかかわりのある、その街とか、周辺で暮らす人、先住者の想いなどとの出会いを通して自分の理想の暮らしを提案していくというスタンスから始まったようです。

その意識は2015年「cowcamo magazine」創刊から「街を選んで、住まいに出会う」から始まり、中古物件とそこに施されたリノベーションと、その街に住むという出会いを「一点物の住まい」として各物件の魅力を発信しているようです。

こだわりはハンパありません。

売却サポート

「cowcamo」の中古のリノベーション物件に特化した不動産流通へのアプローチについては、独自性とこだわりがとにかく半端ないようです。

売却をしたい物件について、通常のリノベーション再販業者の販売方法は、物件の外観、立地条件、内装の一部画像などその物件のみを商品としてしているケースが多く、最悪の場合には、具体的な地番や内装の画像もなく販売を促しているところもありますが、「cowcamo」は
・空間のポテンシャルの高いところを掘り下げてアピール
・リノベーション・リフォームの状況を細かく紹介する
・立地周辺のこれからの評価
・生活者目線で見た暮らしをもとに町と暮らしの関係性
・マンションのコミュニティの状況(管理状況)
・客観的に見たネガティブポイントの分析
など、一つの物件にここまでやるかと思うくらいのアプローチをしてくれます。

資産価値も考えます。

リノベーションの一つの強みに、資産価値が下がりにくいということがあります。

この点について、物件の需要、周辺地域の価値、好まれるリノベーションスタイルの提案など、売却でも、買い替えについても、そして新規購入についても、技術を活用したファンド運用の自動化から、コスト削減・効率化による利回り向上の可能性の検討など将来の資産形成を考慮した物件を作り上げることを前提とした「一点物の住まい」をアドバイスしてくれるようです。

見えないものも見せてくれます。

累計6,500件を超える物件の高いデータをベースにユーザーニーズを汲み取った仕様・デザインのリノベーション商品企画を行うことで、購入検討者は用意された複数のリノベーションパターンから好みのものを選択することができ、VR技術を用いた販売方法の併用で、工事着工前でも具体的なイメージを持った購入検討ができるようになったそうです。

リノベーションマンションの購入方法には、「リノベーション済み物件」と、設計士などに頼む「オーダーリノベ」の2つの方法がありますが、それぞれにメリット、デメリットがあり購入時に悩むところですね。

「リノベーション済み物件」では、ユーザーの多様な嗜好性に比して対応できる柔軟性が低く、また「オーダーリノベ」では希望を叶えるための打ち合わせ等にかかる検討コストが大きい点が挙げられます。

現在、再販業者の扱う物件の多くは、「リノベーション済み物件」ですが、リノベーションされていない物件でも、複数の「ライフスタイルデザイン」から好みのデザインを選び、購入者のイメージを掴みやすくしてくれます。

また、ライフスタイルデザインがパッケージ化されていることにより、「オーダーリノベ」のデメリットである設計士との打ち合わせコスト・時間を減らした上で、手軽に自分らしい住まいを手に入れることが可能になりました。

残念なことに現在、「cowcamo」の主にサービスを展開するエリアは東京都区部に限られているようですが、コロナ禍をきっかけにリモート化が進む中、「職住近接」の概念が根底から変わっていく時代を見据えて、少なくても全国の主要都市でこのようなプラットフォームのサービスが展開されればいいなあと思います。