リノベーションの実費用は一体どのくらいなの?

※当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
気になる情報

実際、リノベーションってどのくらいかかるの?実情が知りたい。

リノベーションの費用は一体どのくらいかかるのか?目安だけでも知りたいと色々な情報を見比べ、結局よくわからないとモヤモヤしちゃってるという方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

正直、リノベーションに費用は、実施される方の個々の状況によって、まちまちであることは否めませんし、「いくらかかるか」といった実費用を担保することはできませんが、今回、紹介する「ゼロリノベ」さんが公開された「中古マンションのリノベーション費用のリアル相場とローン解説」のデータは非常に興味深いものなので記事とさせていただきました。

ゼロリノベ(株式会社groove agent)さんは、一級建築士、不動産投資家、建築用 3D/CG モデル制作会社の経営者、元銀行マンなどが集まってできた会社であり、「家づくり」や「資産」的な観点から、「リノベーション」という手段がとても優れていて、こんな素晴らしい方法を使わない手はないんじゃないか?という発想からできた組織です。

リノベーションにかかわる各部門のスペシャリストが、いままでの不動産に対する固定概念を払拭し、エンドユーザーの立場にたって中古リノベーションを通し、真の住まいあり方を提唱している会社の、客観的なデータにもとずく内容なので、私たちはこの記事に対して支持していきたいと思います。

 

では、さっそく本題です。
まずは次の表を見てください。


引用:ゼロリノベ

この表は、ゼロリノベさんが、独自に集計した一般社団法人リノベーション協議会からピックアップした61社154事例の費用相場になります。当社=ゼロリノベさんの実費用です。比較対象としてご参照いただけると思います。

今回はこの表を理解するうえで必要な要件についてまとめてみました。

リノベーションの種類-表層リノベーションとスケルトンリノベーション

表層リノベーションとは、その名の通り、見える箇所のみを暮らし方に合わせて改修することです。古くなった配管や断熱材の交換など見えない箇所はやりません。また、基本的には今ある間取りを生かした空間づくりになります。

スケルトンリノベーションとは、すべてを解体してコンクリートの箱の状態(スケルトン)に戻してからつくりなおす工事であるため、古くなった配管や断熱材の交換など見えない箇所も改修できます。そのため、現状の間取りにとらわれずに自由に間取りや設置箇所を変更でき、前居住者の生活感を払拭し、オリジナルな住まいが実現できます。

当然ながら、スケルトンリノベーションのほうが掛かる費用は高くなります。

また、表層リノベーションに比べて、スケルトンリノベーションの費用差が大きい(例えば60㎡の業界相場は704万円~1436万円で費用差が732万円となります)のは、費用にかかわるいろいろな要素がかかわってくるからです。

*余談ですが、リフォームとはどう違うのかというと、リフォームは原状回復のための修繕・営繕・不具合個所の部分的な対処をして新しかった状態に戻すことを目的としたもので、リノベーションとはそもそも別物であると考えていいでしょう。

業界相場の費用差とは

①平米数の違い
表にある60㎡とは、60㎡台ということで、61~69㎡の差があります。当然広いほうが「資材の増量」「多くの作業時間」が必要になるからです。

②間取り
特に水まわりの位置を大きく移動すると、床下配管に傾斜をつけて水を流しやすくするために床を上げたりする工程が増えるため費用がかかります。あと個室を増やしたりすると壁をつくったり、扉の費用が必要になるので割高になります。

③壁・床の素材
壁や床の素材はその改修面積が広いため費用に大きな差が出ます。

例えば、80㎡をリノベーションするとします。仮に、床材「1,500円/㎡」だと「120,000円(80㎡×1,500円)」です。一方で、「10,000円/㎡」のこだわった床材を選んだ場合は「800,000円(80㎡×10,000円)」になり実に、60万円以上の差になってしまいます。これに壁材の差を加えるとまさにダブルで加算されることになります。

床材・壁材の選択って大きな差を生み出すんですねえ。

④キッチン
リノベーションをされる奥様のほとんどが気になる場所がキッチンのようです。それだけにキッチンにこだわる確率が多く、最も費用の差が出やすい項目といえるでしょう。メーカーやグレードの違いによって、50万円くらいのものから300万円くらいのものまで幅が広いからです。
また追加するオプションの内容によってもその差は大きく広がります。

⑤浴室
家族のだれもが癒しを求める場所が浴室です。それだけに雰囲気も夢見がちですが、「ユニットバスを選ぶか」or「在来工法でオリジナルのお風呂をつくるか」によって、100万円以上の差が出るケースもあります。
「どうせ作り直すなら、家族好みの創作風呂がいいなあ」なんて素晴らしいことで共感もするところですが、在来工法のお風呂は、部材を1から作成するため職人の作業が増え、そのうえ組み立てが容易なユニットバスに比べると作業日数も長くなってコスト増に繋がります。

⑥特注・造作
大きなロフトや多くの収納棚を造作でつくるという気持ちはよくわかりますが、それに伴って費用はそのつど大きくなります。なぜなら、通常は既製品で済むところを1から作成するため職人の作業が増えるからです。

以上の6つが費用の差につながる大きな要件ですが、前もってこうした仕組みを把握しておけば、もしイメージしていたリノベーションのプランが予算を超えてしまったとき、素材やプランを見直すことで、予算内に収める目安となるでしょう。

リノベ内容の優先順位

最後に大事なのは、リノベーション内容の優先順位を組み立てることです。
より明確に費用感を掴むためのポイントは「やりたいイメージの優先順位」です。

リノベーション会社は各社ありますが、「このリノベーション会社は高いけど、あそこの会社は安い」ということではありません。
なぜなら、同じ工事をした場合の費用の差は、どの会社も似たり寄ったりだからです。もちろん、企業努力によって何十万円かは変わります。

しかし、それよりも「やりたいイメージの優先順位」のつけ方によって、費用に差が出ます。優先順位をつけずにやりたいことをやれば費用は膨らみます。一方で、優先順位を決めてメリハリつけてリノベーションすれば費用は抑えられます。

 そこでそこで、前章であげた「リノベ費用への影響が大きい6項目」と「あなたのイメージ」に優先順位をつけて組み合わせたときの費用感の掴み方をまとめた表をご覧ください。


引用:ゼロリノベ

「コスト重視」型がもっとも相場の低い費用になり、一番費用がかかりやすい「キッチン重視」型が相場の中で一番高い費用になりえます。
優先順位の考え方の違いでこれだけの差が出てしまうんですねえ。

そのため、現実的かつ効率的にリノベーション会社との話を進めたいのであれば、優先順位を検討し、予算上限を決めておくことをおすすめします。
リノベーション会社にもメリハリがある希望内容を明示しておくと安心です。予算内でできる理想のリノベーションプランを提案してもらいやすくなります。

もっと詳しくお知りになりたい方はコチラからどうぞ。
→ゼロリノベ「業界61154事例まとめ!中古マンションのリノベーション費用のリアル相場とローン解説」

 

よくわからないので専門家に相談したいという方におススメします。
・お客様の状況に合わせてマンション・戸建て・持ち家(マンション・戸建て)4つのコースをご用意。オールワンストップで対応→【ゼロリノベ】
・中古マンションの物件探しから住宅ローン、 リノベーション設計・施工までを一貫してサポートして欲しい方→【グローバルベイス】
・数々の金融機関の中から最も金利が低い金利の住宅ローンプランを提案して欲しい方→【モゲチェック】
・物件探しからリノベーションもできて住宅費用も、リノベ費用も、まとめて借入相談がしたい方→【ひかリノベ】
・30代後半~40代の若い世代で、面倒な手続きを簡略にして一度の入力で複数の金融機関の比較と申込がしたい方→【住宅ローン一括審査申込サービス】
・「住宅ローンが借りられない」「借りられるかどうかわからない」など資金作りの悩みを専門家に相談したいという方→【ローンご融資相談センター】

 

広告