フルリノベーションのおススメする6つのポイントと、デキないこと3つ

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フルリノベーションなら、もっと夢が広がります。

最近、中古マンションを購入してフルリノベーションをする人が増えています。フルリノベーションとはどんな工法でしょうか。

それは、宅設備や間仕切り壁などを可能な限り撤去して、室内を空の箱のような状態にしてからリノベーションすること。自由に間取りを決め、新築のように空間を一新することができます。工事の際に建築の「骨組み」だけ残すため、「スケルトンリノベーション」とも呼ばれています。

リノベーションの有効性が最も実感できる工法といえるでしょう。

フルリノベーションをおススメする理由

①安全性や機能面の改善ができる

間取りや設備などの目に見える部分はもちろん、給排水管や電気配線などのインフラ部分も可能な限り刷新できるため、建築の安全性や利便性など機能の面も大きく改善できるのが特長です。

②災害に対する補強ができる

対震補強や基礎の補強など躯体部分にも手を入れられるので、築年数が古い家でも安心して快適に暮らせるようになります。

③オンリーワンの住まいが実現できる

フルリノベーションであれば、ゼロに近い状態から自由に住まいの計画を立てることができるので、「趣味やライフスタイルにこだわりがあって、自分たちだけの生活スタイルや使い勝手のいい住まいを実現したい。」という人のために、まさに住む人ファーストのフルオーダーな住まいづくりが実現できます。

④住みたいエリアに住める可能性か高い

新築マンションだと、都市部の利便性が高い立地には空いた土地がない場合が多く、エリアによっては、新規マンション建築やビルの建て替えが今後しばらく見込めないというケースも珍しくありません。
その点、中古マンション+フルリノベーションなら、幅広いエリアに物件が点在してるため物件の選択肢がたいへん豊富なので、希望の条件に合致した物件を見つけやすいでしょう。住みたいエリアが決まっている人や、駅近にこだわって探したい人におすすめです。

⑤資産価値が下がりにくい

新築マンションは極端な話、1日でも人が住んだ時点で中古物件とみなされます。そもそも新築マンションの価格には広告費・営業費・利益等が乗せられているため、購入後に大きく値下がりすることが一般的と考えられます。
マンションの資産価値は、築10年ほどまでは下落率が大きいことが特徴です。
その点、中古マンションの値下がり率は築15年ほど経つと緩やかになり、築20年ほどからはほぼ横ばいで推移するようになる傾向なので、すでに資産価値が落ち着いた中古マンションは購入後に大きく価格が下がることは少ないということです。

⑥すでにコミュニティーが形成されている

購入対象が中古マンションなので、すでに暮らしている住人の雰囲気や、管理組合の運営状況を確認してから購入することができます。まさにコミュニティーも選んで購入を検討できるということですね。

フルリノベーションで出来ないこと

フルリノベーションをおススメしておきながら、フルリノベーションで出来ないことをお伝えするのは大変恐縮ですが、世の中すべて「表があれば裏がある」「外見は素敵な紳士だと思っていたけどカツラだった」みたいに欠点は必ずあるものというご理解の元、あえて出来ないことを列挙します。

①水まわりの大きな移動が難しいケースがある

水回りは一番大事なポイントですが、キッチンや浴室といった排水が生じる設備では、床に横方向の排水管を通して縦配管(階下に水を流す配管)へと接続する工法がとられますが、適切に水が流れるように横配管に一定の勾配(傾き)の確保できていなければならず、フルリノベーションの際、縦配管からの距離が遠くなりすぎると、横配管の勾配の確保ができなくなってしまうため、水まわりの大きな移動が難しい可能性があります。

救済策として、床をかさ上げする・壁をふかしてその中に配管を通すなど、間取りで対応できるケースもありますが、そのための費用が掛かることがあります。(*注意:距離が遠くなるからと言って縦方向の配管(上下水道のほかガスなども含む)をまとめて通す場所の「パイプスペース(PS)」は、既存の位置から移動することはできません。)

②外壁に穴を空けることはできない

マンションの外壁は共用部分にあたるため、新規に穴を空けることはできません。そのため、キッチンや浴室の換気扇の位置を移動する場合、ダクトを延長して既存の開口部に接続しなければいけません。
もしダクトの取り回し途中に天井に梁がある場合などは、間取り変更に制限が生じるケースがあります。

③構造によっては壁の撤去ができない

マンションの構造は大まかに「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があり、ラーメン構造は太い柱と梁で建物を構成する工法で、室内の壁を取り払えるため、フルリノベーションに向いた構造といえます。
一方、「壁式構造」は壁で建物を支える工法で、建物を支える壁を「耐力壁」といい、フルリノベーションの際に解体・撤去することはできません。

したがって間取り変更に制限が生じる可能性があるので、事前によく確認したほうがいいでしょう。

以上簡単に「フルリノベーション」についてお伝えしましたが、外観・築年数をあまり気にしないんだったら、内装は新品だし、間取りはほぼほぼ期待通りのレイアウトが実現できるし、購入価格は新築より安く、資産価値も下がりにくいという、まさにオーダーメードの住まいをゲットした気分を満喫できるこれからの住まいだとおもいます。

ぜひご検討の一端にお加えください。

参考:グローバルベイス「フルリノベーションの事例8選、「できること・できないこと」も解説!」

 

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