自分たち好みに空間をカスタムしたい!そんな想いからのリノベーション

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リノベスタイル

コンクリート、畳、木、そして空間を引き締めるブラック…個性のある素材が際立った1LDK+WICプランです

 

リノベーションを決めたきっかけ・経緯

一家は会社員のご主人と奥様、今年お生まれになったお子様との3人暮らし。以前は新丸子の30㎡ほどの賃貸に約3年住んでいましたが、奥様の妊娠を機に新しい家の引っ越しを考えはじめたのだそうです。

せっかく引っ越すなら次は賃貸ではなく家を購入する方が資産にもなるし良いんじゃない?と2人で話していたんです。

自分たちが暮らす家だし、間取りや内装を好きなようにデザインしたいなって。そう考えた時にリノベーションなら一から自由に空間を創りあげることができるし、満足できるんじゃないかと思ったんです。」とご主人。

 

物件探しの条件

物件条件は家族3人がゆとりを持って暮らせる70㎡以上の広さで、将来売却する可能性も考慮して比較的築浅の物件であること。職場に1時間圏内で通えるエリアであれば、広さや築年数などの希望条件を満たしているものを重視して探していたと言います。

そして約2ヶ月の間で数十件内見し、予算に対して築年数や広さの釣り合いが一番取れていた築16年、約73㎡のつつじヶ丘のお住まい。場所的にも職場まで30分ちょっとで着きますし、渋谷や新宿にも同じぐらいの時間で行けるのでちょうど良い距離だと思っています。

また、「営業の方が親身になって物件を探してくれたことがとても印象に残っています。内見時にはここの壁は壊せる、壊せないなどリノベーションを前提とした説明をしてくれたので、その後の設計についても想像しやすかったです。」と当時を振り返るお2人。いよいよリノベーションをスタートさせます。

 

間取り・プランへの要望

ご主人がイメージしていたのは「木、コンクリート、黒。この要素を中心に、きれいだけど素材感のある空間にしたくて。それぞれの素材を際立たせながらも、黒が空間を引き締めているような家にしたいと思っていたそうです

多くの靴を所有していたため、それらを仕舞うことができる広い土間が欲しいという事やLDにひらけたオープンなキッチンにしたいなど具体的なポイントも含めデザイナーにイメージを共有していきます。

デザイナーはVINTAGE×SOZAI」というコンセプトを提案。ヴィンテージのような上質で個性のある素材で構成した空間に、ご主人の好きなブラックをバランス良く散りばめていく、そんな空間をイメージしました。こうして出来上がった空間は、ガラスブロックから差し込む自然光がなるべく広い範囲に行き届くよう極力壁を省いた1LDK+WICのプラン。

 

玄関周り

玄関扉を開けるとギャラリーのような土間と小上がりの畳スペースがお出迎え。

壁の仕上げは有効ボードを施し、靴だけでなくアートを飾る場としても役立てているのだとか。隣り合う小上がりは腰をかけて靴の脱ぎ履きができたりと、土間との関係性も抜群です。

小上がりは完全に個室化せずにリビングの一部として取り込みたいというご要望だったため、建具はつけずに必要に応じて仕切れるロールスクリーンを設置。壁や扉はないものの、小上がりスペースの天井にだけ施した木の天井のおかげで、LDK空間と緩やかにゾーニングできるようになっています。

 

リビング

リビングの床には木の節目を存分に感じられるよう幅広のオーク材を乱尺張りにし、天井の一部は味わいのあるコンクリート現しで仕上げました。

 

キッチン

LDの中心に位置するカウンターキッチンは、腰壁を木、天板をモルタルのような風合いのモールテックスで造作。食事もここで済ませられるよう天板は奥行きを約1.2mを確保し、カウンターとしての機能も兼ね備えています。

ガラスブロックから差し込む優しい太陽の光と快い風が駆け巡る。そこは木、コンクリート、畳…それぞれの素材が存在感を放ちながらも、随所に施した黒が統一感とメリハリを感じさせる空間に仕上がっていました。

以前はご主人の趣味の靴などが所狭しと並んでいたそうですが、「今は土間に十分仕舞えるスペースがあるので、部屋がスッキリしてます。靴が好きなので魅せて仕舞える点もポイントですね。」とご主人。靴だけでなくアート作品も集めているそうで、リノベーションしてからは部屋が広くなった分余白が生まれ、アートを飾れる場所をつくれたことも嬉しいと話してくれました。これからはその余白に家族やお子様の写真が増え、たくさんの素敵な思い出が飾られていくことでしょう。