Scenes

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リノベスタイル

リノベーション

リノベーションのキッカケの多くは生活スタイルの変化のようですが、今回のキッカケは、今の世情を映し出したような切実な一面があったようです。

ご夫婦ともに教育関係の企業に勤めるお二人に、妊娠の朗報がもたらされ、渋谷の賃貸マンションから、新築マンションを検討しましたが、周辺の保育園には、なかなかはいれないことが発覚。

それならば保育園の待機児童が少ない、自分たちの希望のエリアで手に入る中古マンションを購入してリノベしようと考えたそうです。

いよいよ物件探しを始めましたが、なかなかいい物件にめぐり合えず、あきらめかけてた時に、粘り強いアドバイスを受け検討を重ねた結果、良く日が差す場所でベランダも広く、前の居住者の方が早く手放したいという理由で、値段の交渉も成立し、条件のひとつであった保育園も近くにあり、そこならばすぐに入園出来そうなこともわかったそうです。

粘り強く多角的に物件を見ることで、希望に近い部分を発見することも出来るようです。
設計をスタートすると、希望は膨らむばかり。
明るいキッチンにしたい、玄関から寝室まで風通しを良くしたい、とやりたいことは盛りだくさん。

特にご主人は、イラストを描いたり、音楽も好きで、DJの機材をお持ちだったりと多趣味。そのため、自分専用のアトリエのようなスペースを造りたいとも考えていました。そんな要望を踏まえてデザイナーから提案されたのは、タテの動線を活かした1LDK+アトリエプラン。

プランに付けたリノベーションコンセプトは「Scenes」です。

家というひとつの空間の中で、絵を描いたり、お子様とのんびりしたり、ご夫婦で料理を作ったり・・・様々なシーンがひとつの空間で連続していく…そんなプランが完成しました。

完成後、初めて家に足を踏み入れたとき、ある種の達成感のようなものを感じたそうです。

沢山ワガママを聞いてもらいながら、自分も一緒につくっているという気持ちがあったので達成感は一入だったそうです。

限られたスペースの中で、自分たちの住まいの形を実現していくためには、自分の理想に安易な妥協はしないということでしょうか。

これもリノベーションのひとつの極意かもしれませんね。

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