新型コロナウイルス感染拡大前(2020年2月頃)に比べ、在宅時間はどのように変化したのか“を聴取したところ、「増えた」が41.7%、「やや増えた」が26.8%となり、全体の約70%の人に在宅時間の増加がみられました。
これはリモートワーク推奨や度重なる緊急事態宣言による外出自粛などの影響と考えていいでしょう。
現在の住まいに対する関心度も高まり、住まいで過ごす時間をいかに快適に過ごすかという意識に移行しているキッカケにもなったと思います。
人によって居心地のいい理想の住まい像は違うと思いますが、天然木に囲まれた昔ながらの住まいに対する思い出というか追憶を悪く思う人はあまりいないと思います。
木の香りがする、まるで自然に抱かれるようなあの感じ、夏は涼しく、冬は暖かい、素足で歩くとくに木の肌の温かさを感じる自然木の無垢材で囲まれた住まいを実現したいと思っている方も多いと思います。
人は自然材でなぜ情緒が安定するのか?
「木の癒し効果」についての興味深いデータがあります。
「木の癒し効果」のポイントはズバリ「木の香り」です。
木の香りの主な成分である【フィトンチッド】を使った実験によると、木の香り(フィトンチッド)によって血圧が下がり、脈拍も落ち着き、身体的ストレスや精神的ストレスを感じたときに分泌されるコルチゾールの濃度も下がるということが実証されています。
「木の香り」に囲まれているだけで人はリラックスしているんですね。そんな効用が「木の香り」にはあるようです。
皆さんがキャンプやご近所の緑豊かな公園に行かれた時に実感する開放感のある、なんとも癒された感覚は分かっていただけると思います。
天然木(無垢材)のメリット・デメリット
憧れの天然木の無垢材といっても、メリットだけでなく当然デメリットもあります。
ここでは特徴的なデメリット・メリットについてご紹介いたします。
デメリット
曲がりや割れの発生
無垢の木はその性質上、木材内部に含まれた水分が時間をかけ乾燥を経て安定する過程で曲がりや割れが発生します。
当然、フローリングの製造工程では12%~15%程度工場出荷段階まで含水率を落として製造されますが、それでも人工物の鉄やプラスチックのように均一化することはできません。
だからどうしても無垢フローリングは一枚毎に若干の形状の誤差や曲りなどの特性があります。
だから無垢フローリングは無垢材の特徴を理解した熟練した技術者の技術と組み合わさって初めて床材としての機能や魅力を発揮できると言えるでしょう。
フローリングの隙間
無垢フローリングの施工後に隙間が生じる事があります。
1つ原因は、先ほど解説した通り無垢材が性質上、乾燥を経て安定するという性質を持っているために発生する現象です。
もう一つの原因は、無垢材の特徴である「吸湿効果」といって、工場から施工現場に納入直後、その現場での湿度を木材が取り込みフローリングが膨張することによって発生するフローリングの「突き上げ現象」を避けるために施工する際にフローリングとフローリングの間に0.3~0.5mm程度の隙間を意識的に設ける施工上の正しい工程の一時的な状態です。
いづれも天然無垢材の性質をよく理解した熟練の技術者の技がもたらす工程ですね。
傷やシミがつきやすい
これも無垢材の持つ本来の特徴ですが、市販のフロア材と比べて傷が付きやすく特に針葉樹(ヒノキ、スギ)などは樹の性質上 広葉樹(オーク、チーク)より柔らかい為物を落とした際に凹みやワインやコーヒーなど色素が付着する飲料をこぼしてしまうとキズやシミになりやすい傾向にあります。
無垢フローリングの表面の塗装には「UV(ウレタン)塗装」「オイル塗装」と主に2種類あり塗装を施した規 格品を採用する必要が有ります。
床鳴り
多くは施工完了当初、無垢フローリングの上を歩いた際に床が「ギシギシ」という音が発生する現象を「床鳴り」といいます。
床材の床鳴りの原因はフローリング材と下地材(合板)の接着不良やサネ部分(板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起部分。)の接触によることが考えられます。
要はフローリング同士や下地材などと、なじもうとしている過程だというのが一般的です。
信頼できる施工業者による厳正規格下の施工ならば、床鳴りは時間の経過とともにならなくなることもありますので軽微な場合であれば様子を見ても良いかもしれません。
デメリットの多くは、天然無垢材が生きているという一種の証拠みたいな原因によるものです。信頼できる技術と経験を持った業者を選ぶことが、デメリットの不安を取り除く一番の方法ですね。
メリット
急激な温度変化や不快な湿度、過乾燥から守ってくれる
そもそも木材は鉄や陶器に比べ熱伝導率が極端に低いという特性を持っており、それゆえに住宅に使用した場合には外部からの熱や寒さから私たちの体を優しく守ってくれるという本来の相性があります。
乾燥した木材には、自然界で成長過程に重要な役割を果たした導管が空気層の役割を果たし、空気中の余分な湿度を吸ったり、過度な乾燥した状態においては湿度を放出する天然の湿度調整機能がいまだに備わっていて、一緒に生活しているだけで私達はその恩恵を受け続けているのです。
無垢材ならではの快感性と肌触り
無垢フローリングの上を素足で歩いた際の肌触りや踏み心地は、私たちの生活に安らぎと心地よさを提供してくれます。
無垢フローリングは一般的には柔らかく傷がつきやすいという弱点もありますが、日常生活の中で私たちの体にかかる荷重を床材が吸収してくれるため「快適性」という面では非常に優れています。
目に見えない「香り」を楽しむ
無垢の木の精油分(フィトンチッド)は、精神を落ち着かせ気分を和らげてくれる効果があり、アロマテラピーなどの原材料としても幅広く利用されています。
また香り成分だけに限らず、人間が不快に感じる匂いを消臭、脱臭してくれる効果もあるようです。
時とともに増す本物だけの「味わい」と「経年美」
数十年~数百年かけて育った木材は、育った期間と同様の年数の寿命があるという考え方があります。
永く自然界で育成された天然無垢の木のおおいなる「力強さ」と「包容力」は、経年するごとに一緒に生活される人たちに影響を与え、それ故にその住まいごとの色合いに熟成されていくものだと思います。
アンティーク家具を永年愛でる様に、時と共に増していく本物の無垢の木が持つ「経年美」を楽しむ喜びがあるのではないでしょうか。
天然無垢材を正しく活かす決め手は業者の選択です。
ズバリ、この会社をおススメします。「LogKnot株式会社」のLogRenove
おススメの理由その1.
100%天然木を使用するリノベーション実績があること
自社内に天然木の製材工場を抱えていて、木材は自社製だから、上質な素材を中間マージンなしで供給でき、そして1500件を超える天然木施工を行ったスタッフが適切な施工の実績があります。
おススメの理由その2.
自社製品をトータルで管理し、コストも納得できる
天然木を知る尽くしているうえに、木材の製造、卸し、物件の仲介、施工、アフターサービスまで、リノベーションの工程をすべて自社内で完結することで、余分な中間マージンをカット。そのうえ製品の受発注時のタイムロスも防ぎ、施工期間も短縮できます(最短で64日での施工)。
自社の素材を使い、自社で施工するからこそ、リノベーション費用の見積もりも高精度であげられます。自社で製材からデザイン、施工、アフターサービスまでカバーすることでトータルコストの明朗化も実現しました。
さらに、天然木リノベーションメニューをパッケージ化。そのパッケージメニューをベースに、好みの間取りに仕上げていく、いわばセミオーダースタイルのリノベーションを開発しました。
セミオーダースタイルなので、打ち合わせ回数も少なく、工期も短い。トータルコストも抑えられる。手軽に「木のある暮らし」を楽しめる、画期的な天然木リノベーションを実現しています。
おススメの理由その3.
費用と完成イメージが掴みやすい
天然無垢材を使ったリノベーションには興味あるけれど「難しそう」「高そう」と二の足を踏んでいる方の声はよく聞かれます
仕上がりのイメージもつかなければ、実際にいくらかかるのかもわからない――。「プライベートレーベル・リノベーション」のLogRenoveは自社の天然木フローリングや建具を使ったリノベーションなので、ある程度の予算感と仕上がりのイメージがつきやすいのがポイントです。
他の天然無垢材を使用したリノベーション会社では、他社から天然木を仕入、仕上りも依頼するので、コスト高にもなるし工期も長くなる可能性が高いし、アフターの不安もあります。
その点、材料から加工、施工そしてアフターフォローまで自社でやるので、責任転嫁ができない緊張感をもってリノベーションをしてくれるのでお勧めしたいです。