これからのリノベーションはテレワークスペースが必須になるかもしれません

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まずは家族間の相互理解が大切です

貴方がシングルで、自由にレイアウトが決められる人なら問題ありませんが、シェアしている人がいる、奥様がいる、お子様がいる、その他のご家族とも同居しているといった場合には、お互いの理解が必要です。

貴方の会社の都合でどうしてもテレワークをしなければならなくなったとしても、「仕事だからしょうがない」といって計画をどんどん進めていくと、将来的に意識の行き違いから、ギスギスしたり、お互いがストレスを抱える羽目になりかねません。

Web会議などを重ねていくと、そんな雰囲気がなあんとなく伝わってしまうことは、ままあることですから気を付けたほうがいいですよね。

テレワークスペース実践編

家族の気持ちがそこそこ一致(完全に一致なんてことはまずありえませんよねえ。皆お互いの気持ちに寄り添いながら生きていくもんですから)したらいよいよ実現に向けて進めてまいりましょう。

ポイントは4つです。

①在宅でする業務について把握する

まずは自宅でどんな業務をこなすのかを具体的にイメージして書き出してみることです。
長時間一人で黙々と作業できるものなのか、頻繁にWEB会議をしなければいけないのか、毎日なのか週に何日なのか、などの作業の内容が明確いなってくると必要な広さやゾーニング、家具のレイアウトといった条件がかなり明確にわかってきます。

業務内容が見えてくれば必要な設備や機器、その他のツールが分かって、それらの配置と収納の具合もわかって収納、コンセントなどの周辺環境も見えてきます。

②家族との距離感を考える

家族はそれぞれで、その状態も環境も違いますが、上手に家族と快適な環境が保てるような距離感が必要ですよねえ。その距離感の取り方で、どのようなスペースを考えたらいいのかがわかるんです。

お子様が入園前の場合には、子守をしたり、常に見守りができる距離、例えばリビングの一角に設けたり、キッチン脇にカウンターを設置して作業スペースを確保するとか、小学校低学年くらいになればある程度目が離せるので、それなりの区切りのあるスペースや個室にしたり、夫婦だけならリビングの一部にカウンターを設けても、作業に支障はなさそうですね。

③将来転用が利くことを考える

今のテレワークスペースの需要が、ある意味一過性のものであるということを事前に認識しておくことです。
現在ころな禍で一番有効な対処法は、なるべく接触しないということです。
家族以外に不要不急以外、人と接触しない、エレベーターのボタン、ドアのノブ、手すりなどに触れないことです。
そのため多くの企業はテレワークを推奨し、コロナが沈静した後も続けたいという企業も増え、オフィス消滅論などもささやかれていますが、実際どうなるかわかりませんし、お子様が成長してライフスタイルが変わっていく」ことを考えると、テレワークスペースを子ども部屋や趣味室、収納などに転用することを想定したプランづくりがおススメです。

④テレワークを快適にする環境

在宅勤務だとついつい
「オンオフのスイッチが切り替えが難しい」
「なんかダラダラしてしまう」
「集中できない」
などと、言われる声も多く聞かれます。

確かに住まいは仕事をする場所ではなく(家事は別格です)、むしろくつろぐための空間ですから、こんな意見が出るのも仕方がないことですが、「あくまでも仕事」ですから、その気になるための最低限の環境は必要です。

ネックはWEB(TV)会議の時の背景ですよね。一番困るのは。

完全な個室をとるスペースがあればいいのですが、そうじゃない場合にはなかなか気を遣う点です。

実際、WEB会議を経験された方の多くが、相手の背景や映り込む周辺の物が気になっていると言われています。

最近はロールスクリーン、パーテション、カーテン、マルチカバーなどを上手く利用して対策をとっている人がいますが、急に会議になったり、頻繁に会議や打ち合わせがあるとか、顧客との商談もあるという場合にはそれなりの仕切り壁とか収納スペースを考えておいたほうがいいでしょう。

テレワークのスペースとして多くみられる3つのパターンを紹介します。

①既存スペースの「一角」を利用する

住まいの中でも、もっとも広いスペースのあるリビングの一角にカウンターやデスクを置いて、テレワークスペースを確保することは、実施しやすいプランかもしれません。
お子さんの様子を見ながら仕事をこなしたり、コミュニケーションがとりやすいスペースですが、WEB会議に対応するにはあまり向いてませんね。

リビングダイニングの一角にカウンターを造り付けるという方法もあります。家事動線上に設けることで料理の下準備、レシピの確認や、バルコニーから取り込んだ洗濯物をたたんだりといった作業スペースとしても活用できます。

一方、リビングからちょっと離れて所である程度集中できるスペースとして玄関横のスペースは穴場です。仕事場としても趣味の部屋に活用できるほか、」玄関ホールはDIY作業場所としても “こもり”楽しむ場所になります。

変わったところでは、ウォークインクローゼットの中を改造して「こもり空間」を実現した例もございます。

②家族とシェアする空間をテレワークスペースにする

個人専用の個室をつくろうとすると、どうしても他の家族の反発を買いがち。せっかく集中しようとしても独占しちゃやっぱりだめですよねえ。
だったら最初から夫婦や親子でシェアするスペースとして計画すれば、比較的ゆったりとした広さと家族の絆も確保することができますよね。

③全無欠の集中力を重視した「コンパクト個室」

集中力を必要とする仕事や、会議、打ち合わせの多い仕事の場合には、音や人の気配を遮れる個室タイプのテレワークスペースが必然となります。

ただし、既存の限られた生活空間の中で個室を確保しようとすると、どうしてもコンパクトな部屋となる傾向があります。

そこで、プランニングの段階で収納計画を立てたり、内装のカラーリングを配慮して壁の圧迫感を軽減したり、といった工夫が求められます。

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施工実例

明るく広々としたダイニングキッチンの壁面にカウンターを設けた例。
ワークスペースからリビングを見たところ。テレワークスペースとリビングは窓でつながり開放的に。
趣味のグッズや楽器に囲まれる、1.5畳。ほどの空間
収納が実用的に計画された個室タイプのテレワークスペース。

引用:リフォーム情報サイト

まとめ
在宅勤務を経験して、あらためて住まいを見直し、生活スタイルを考え直して自分に向くワークスペースのつくりや、暑さ、寒さ、音など室内環境の課題まで見えてきたのではないでしょうか?

 

近い将来コロナの脅威はなくなるかもしれませんが、テレワークという勤務形態は今後も継続され定着していく可能性が高まっています。これを機会にご家族でもう一度、将来を見据えたリノベーションを話し合ってみませんか?
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