今回のきっかけは、興味からはじまりました。
5年ほど前から家を購入したいと言う漠然とした思いがあったそうですが、そのままなんとなく賃貸に引っ越したそうですが、昔からインテリアに興味があったので、白いフローリング材を購入し、自分達で敷き込んでみたところ、それがとても気に入り、フローリングだけでなく部屋全体を変えたいという気持ちになって、それがリノベーションのきっかけになったそうです。
元々カラフルなインテリア小物を多くお持ちだったので、それらが際立つような真っ白な家づくりをしたいと考えていて、新築のピカピカした部屋よりも、暮らしていくうちに傷がついていく木材を使って味のある家をつくりたいというのが主な要望だったそうです。
結果、デザインのコンセプトは、”白く古く美しく” 。家全体のイメージを白で統一しつつも、古材やタイル、ガラスなど色んな素材の「白」を調和することによって、全体的な空間の「美」を追求するという方向性が提案されたのでした。
このコンセプトを元にメインのLDKだけではなく、キッチンや洗面台も白で統一した2LDKプランが完成しました。
「白い!」この言葉は、完成後、初めて玄関のドアを開けた時にまず発した台詞がこれ。
仲のいいご夫婦だから実現した、白い世界とレトロ感のある扉、そして真っ白な空間に、カラフルでポップな小物がバランス良くディスプレイされていていいアクセントになっています。
暖めていた想いが現実の空間となって、永く生活していくうちにしっくりと馴染んでいく、そんな素敵なお住まいが完成したようです。
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