今回は、イベント好きのご夫婦が、リノベーションを思い切り楽しんじゃったという、ちょっとワクワクのケースです。
二人は昨年10月にハワイで挙式をし、12月に日本で披露宴パーティーを開いたそうです。
準備で忙しかった毎日が落ち着いて、次に何か同じ様な大きなイベントをしたいと考えていた時に、ご主人の同僚がマイホームを購入し始めた事や、会社から支給されている家賃補助がなくなることも重なり、マイホームを購入しよう!とお二人で決めたそうです。
そうなれば二人のイベント好きの虫が騒ぎ出したようで、以前からリノベーションのファンだった奥様の意見もあって、中古マンションをリノベーションしようと言うことになったそうです。
ホームパーティーも大好きなお二人が選んだ物件は、横浜市港北区。日差しがたっぷり入り、パーティー向きのゆったりとしたリビングが確保できる築17年、73.70㎡でバルコニーからは緑が見えるマンションでした。
互いの友人を沢山呼び、ホームパーティーを開けるような、そして出張先や旅先で見つけてきた小物の数々をディスプレイ出来る棚も家のあらゆる場所に作りたいとの要望からプランはスタートしたのです。
完成したプランは、キッチンを中心に空間の回遊性を持たせた2LDK。一番奥の日差しが入る部分にLDKをつくり、キッチンからまっすぐに繋がる造作のダイニングテーブルが主役の空間となっています。
お二人のコンセプトは、「凹凸(おうとつ)の集い」。
様々な形の棚やネイビーのアクセント柱、そしてキッチンの床段差やベンチなど、凹凸のあるプランに、いつも仲間が集い、皆で楽しく過ごせる場所ということでした。
当初は、壁・天井を白で統一し、床のフローリングも白に近い色にしたいと考えていたそうですが、打合せを重ねるうちに実際に使っているものや持っている小物、そして何よりも二人が好きなのはカラフルなものが多いと気がつくと、そこから火がついたように、つくりたい家のイメージはガラッと変わったそうです。
月に2~3回は必ずといって良い程、自宅でホームパーティーを開くお二人。最終的には思い切ってカラフルにしたことで、自分たちらしい空間が創れたと、とても満足しているそうです。
奥様から「結婚式に次ぐ夢のプロジェクトです!」という答えが返ってくるくらい、もはやリノベーションは人生の大事なイベントの一つなんですね。
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